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かたわらには常にワンコがいた

生まれてからずっと家族のかたわらには犬がいました。それというのも亡き父が犬好きであったため。母は猫好き、というのも造り酒屋は仕込みシーズンにもなると原料の米が搬入されてきて、その大敵であるネズミを撃退する意味で、常に猫が飼われていました。「酒蔵と猫」というエッセイを松本タウン情報に載せました。イギリスのウィスキーの醸造所にはやはりネズミの見張り番役の猫「ウィスキー・キャット」がいた、という内容。松本平タウン情報で掲載されたエッセイが、郷土出版社さんから『酒蔵と猫』というタイトルでエッセイ集となったのが、2005年。その後、タウン情報が廃刊となる2018年3月までに掲載されたエッセイの中から選りすぐりを、現在来年2023年4月出版予定で、エッセイ集第2弾として準備中。ワンコを話題にしたエッセイがたくさん収録されてます。

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