佐々木みつえのブログ

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最後の文芸サロン 「ありあけの雲」

 あるご縁から素晴らしい先生のお陰様で
 安曇野にて文芸サロン『ありあけの雲』を毎月一度開催してきました。
それが27年9月を持って終了となりました・・・・・・

 治らぬご病気を抱えながらも第34回までを重ねていただきました。

 事務局はじめご参加の皆様の奥深い素敵な会でした・・・・

メンバーの皆様へ・・・・事務局よりメール・・・・

先生は旅立たれました。先生のご冥福をお祈りするとともに我々への有形無形の遺産を思う時、改めて現世から感謝するものです」・・・・・

 そんなお知らせが入り驚きと共に悲しみがこうしてその思いに
寄せるときの言いようのない切なさ・・・・

 井上先生の絶筆となりました『青い水の哀歌』詩集がテーマとなりました。

 井上輝夫先生と元同僚の古石先生にもご出席いただき井上先生に
纏わるお話もお聞きし、井上先生の詩を音楽と共に朗読されたCDも
聴かせていただきました。

 もっともっと10年でも20年でも続いて欲しかった「ありあけの雲

   ~誰にでも尊敬され慕われていた井上先生~

 あまりにも素敵な素晴らしい先生でした。私も生涯のファンでした。

その先生が酸素マスクの下から述べられたコメント
「文芸サロンは私の支えでした。メンバーの皆さんに感謝します」
  そのコメント報告を受けたときには泣けてしまいました。

 先生に穂高を終のお住まいに選んでいただけました。そのお陰様で
井上先生のご縁をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。

   先生本当に今までありがとうございました。

   心よりご冥福をお祈りいたします

 

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