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重陽の節句

9月9日は重陽の節句です。
1月7日が人日の節句(七草粥)、3月3日が桃の節句、5月5日が端午の節句、7月7日が七夕、そして9月9日が重陽の節句です。

古来中国では、奇数は良いことを表す陽数、偶数は悪いことを示す陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりです。その中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願ってお祝いをしてきました。菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝います。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣もあったそうです。

我が家でも日本酒に菊を浮かべ長寿を願い頂きました。

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