酒井倫子のブログ
初めてのブログです!
女性起業家会議の一員の酒井倫子と申します。
「絵本美術館&コテージ 森のおうち」も今年で24才。
来年は四半世紀を迎えます。
会の皆様にはげまされて、何とか頑張って25年を迎えたいと思います。
今、森のおうちでは、いせひでこと森のおうちの20年原画展「見えない蝶をさがして」を開催中です。
20年前、いせひでこさんとは、賢治描きの画家として出会いました。
ことに『よだかの星』のよだかの悲しみをあらわす紅蓮に心うばわれたものです。
それから20年。
画家は独自の世界観でどんんどん新しい作品に挑み、今や生命の深淵を描く画家、作家、絵本作家として、いせひでこさんならではの境地をひらかれました。
ことに、企画展のタイトルとなっている『見えない蝶をさがして』(平凡社)は、句誌「岳」の10年間分(1月と7月に発刊)の表紙絵20点をもとに、さらに画家があらたな心象を加えて出来上がりました。
主宰の宮坂静生さんはじめ、「岳」をささえる皆様のご支援で実現した“いのちを深くみつめる一冊”となりました。
その原画全点をご覧いただいています。
また、自らを“旅する絵描き”と称する画家が、旅先で出会った風景などを生き生きと描いた『絵描き』の原画も抜粋展示致しております。
この絵本の中で描かれた、ゴッホの部屋に「ただいま」と帰る画家、夕やけ空を切り取って帰る画家……。
それら一場面はある時、新しい作品へと転化し、これまでいくつもの新作が生み出されてきました。
その他にも、いせひでこさんの絵本の中から17作の表紙絵の原画もご覧いただけます。
どうか皆様、いせひでこの世界をご堪能しに、森のおうちへお出かけ下さい。